どうぶつの森にはコンプリートをさせづらくする設計思想があると思う
2021/10/31
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あつまれどうぶつの森、毎日楽しくプレイしているんですが気づいたことがあります。
このゲーム、意図的に不便な仕様にしてないかっていうこと。
わざとコンプリートさせづらくする仕様がある
このゲームには明らかに繰り返しのプレイに不便な仕様がたくさんあります。
- 複数まとめてDIYできない
- 個数指定でアイテムを分けられない
- 個数指定で物を買えない
- お取り寄せ一日5個制限
- 服屋で一気に買えない…など
他にもいろいろとあります。プレイしている人なら誰もが思ったことあるんじゃないでしょうか。
ゲームが発売したのは2020年3月20日。今これを書いている時点で8月です。
度重なるアップデートで新要素が追加されたり、バグが修正されたりしていますが、上記の不満点は一向に直される気配がありません。
「ひょっとして開発はこれを直す気がないんじゃないか?」と誰しもが薄々気づき始めています。
不便なUIはスローライフでは決してないでも書きましたが、上記の要素ってほんと不便でしかなく、面白さに1ミリも寄与してないんですよね。
修正もそんなに手間かかるようなものに思えないですし。
なんで直さないかっていうと、もしかしてこういうことなんじゃないかと。
コンプリートさせづらくするため、あえて不便にしている?
今ある不便はコンプリート阻害をするためにあるようにしか思えないんです。
例えば
「試着室で服を一気に購入できるようにするとコンプが速まり、作業的になり、飽きるのも早くなってしまう」
開発はそう考えているんじゃないかと。
お取り寄せの一日5個制限も明らかにプレイ速度を遅延させる制限です。
確かにコンプリートは飽きを早める可能性はあります。ゴールのないこのゲームで、アイテムのコンプリートを目的にプレイしているユーザーも一定数はいるでしょう。
でもそれはシステムの不便さに抑制されるべきではないと思っています。
不便さは楽しくはない
もし本当に「不便さでコンプを遅らせよう」という開発思想があるとしたら呆れたことです。
いろんなスタイルで遊べる多様性がどうぶつの森シリーズの長所であるはず。
コンプリートだってその多様なゴールの一つです。それはゲームレベル以外のシステム面の不便さによって妨げられるべきではない。
大前提として、システムの不便さは楽しいユーザー体験では決してないです。
まきエサを作るためにAボタンを連打する作業を望むプレイヤーはほとんどいないでしょう。こんな作業的なことをこの楽しいゲームで強要させないでほしい。