現代遊戯王の「貫通」の基本について
2024/11/21
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遊戯王OCG、およびマスターデュエル関連の解説記事です。
今回は遊戯王界隈でよく使われている「貫通」という俗語について、自分の整理がてらに解説します。
このテーマ、妨害うけても「貫通」できるから強い
こういうふうに使われてるやつね。
それではどうぞ。
現代遊戯王における「貫通」の意味
現代のOCG界隈で使われている「貫通」とは、「相手の妨害を受けても、そのまま展開を継続できる」というような意味で使われています。
また、このような展開継続ができるカードは「貫通札」と呼ばれたりもします。モンスターを特殊召喚できるカードが、貫通札と呼ばれやすい傾向です。
例えば、自分のターン、召喚成功時に「デッキから別のモンスターを特殊召喚できる」モンスターを召喚。相手は手札の灰流うららを使用し、これを無効化しました。
しかし、自分の手札には、「デッキから別のモンスターを特殊召喚できる」魔法カードが別にあったため、それを使って結局同じ展開を継続できました。
相手の手札誘発の妨害を「貫通」できたわけです。この魔法カードが「貫通札」ということになります。
魔法以外にも、すぐに使用できるモンスターや伏せておいてある罠なんかも貫通札といえます。種類はとわず、展開継続のためのバックアップ手段のことですね。
貫通札が多いデッキは、貫通力が高いなんて言われ方もします。
「貫通」についての個人的な違和感
ここからは完全に個人のお気持ち。有益な内容はないです。
筆者はマスターデュエルで10数年ぶりに遊戯王に復帰したんですが、現代のこの「貫通」の使われ方に、最初はかなり違和感がありました。
なぜなら…
遊戯王の用語で「貫通」はすでに存在する
もうすでにあるんですよ。「貫通」って。
私が知っている「貫通」といえばこれです。
「攻撃力が守備力を超えた時に、その分のダメージを与える」
これ!
これが遊戯王の「貫通」でしょ!
もうほぼ公式用語だったはず。
ほら、公式もそう言ってる。
(ラッシュデュエルで、こんなカードが出てたとは…)
「貫通」を勘違いしていた
復帰したての頃に「貫通札」という言葉をみて、
え、貫通効果のモンスターって、今の遊戯王だと流行ってるの?
とか勘違いしてました。
「相手の妨害を受けつつも、それをものともせず」ってニュアンスを表現したいなら、他の言葉でも代用できそうなものです。
- 無視
- スルー
- 回避
- くぐる
- やぶる
- はじいて
「相手の誘発はじいて~」みたいな。
ただ、界隈ではすでに「貫通」が普及しきっているので、今さら変わらなそう。noteでもYoutubeでも皆言ってる。
ネットで自然発生するような俗語って、ほとんどの場合は的を射ていて好きなんですが、この「貫通」は好きになれないんですよね。同音異義語だしややこしい。最初に言いだした人を裏側除外したい。
別記事でも攻略について書いているので、そちらも読んでみてください↓
デッキ誘発!?遊戯王で将来確実にでると思うカード9選とその理由