なぜ遊戯王の上達にMasterDuel Metaの活用が必須なのか?
2024/10/08
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遊戯王マスターデュエルで、10年ぶりに遊戯王に復帰しました。いろいろ試行錯誤しているうちに英語圏のどえらい遊戯王サイト「MasterDuelMeta」(以下meta)を発見しました。ガチ目な人は見たこともあるかもしれません。
このサイト、ほんとすごすぎる。一言で言えば統計機能が極めて充実しています。マスターデュエルをやっている人はもちろん、一般紙デュエリストも活用すべき。英語が出来なくてもほぼ問題ありません。
- 環境デッキTierリスト
- 上位者のデッキレシピ
- カードごとの使用率
- カードごとの採用枚数率
- カードごとに使用されているデッキ
- デッキごとの必要なCPコスト
- 安く作れるデッキの絞り込み
など、こういった情報が盛りだくさんです。しかも常に最新に更新される。上記はまだほんの一部にすぎません。
英語圏で最大級なので、たぶん世界一利用者数の多い遊戯王コミュニティだと思われます。日本人以外はみんなここに集まる、そんなサイトでしょう。その膨大なデュエリストたちからデータを自動集計、公開しているわけです。
metaはもはや遊戯王wiki、遊戯王公式DBに並ぶ、デュエリスト御用達サイト三幻神の一つと言えます。
今回は私がmetaで活用している便利な機能などを紹介していきます。
Contents
metaの基本的な見方
サイトの使い方自体は簡単です。上部のメニューから各ページに行けば、だいたい見たいことが見られるはず。
- TIER LIST
- TOP DECKS
- SECRET PACKS
- LEAKS & UPDATES
- TOP CARDS
だいたい書いてある通りですが、簡単に紹介します。
TIER LIST
環境デッキのTier。いわゆる最強デッキランキングですね。現在流行している主要な環境デッキが把握できます。
metaが常時開催しているコミュニティトーナメントの結果から集計されて自動で更新されます。
TOP DECKS
現在実績を出しているデッキテーマとレシピが見られます。
実績とは、ランクマのマスター到達やコミュニティトーナメントの上位入賞、連勝記録など。画面に表示されています。
各デッキレシピを見て構築の参考にしたり、ユーザー本人の解説を読んだり、コメントやいいねなども可能。後述しますが、遊戯王ADSに一瞬でコピペして実際に回したりもできます。私が一番見るのがこのページ。
UIは独特です。ボタンは複数回押すことで、展開したり閉じたりします。とりあえず画面右のcondensed viewをオンにしておくのがおすすめ。
最初はデフォルトの「直近2週間以内」のデッキが表示されています。変更可能。
その下、MASTER1、イベント、トーナメントなどでさらに表示デッキが絞り込めます。ポチポチ押し、いっぱいテーマが表示されたらOK。
SPICY DECKは今ホットなデッキという意味。
表の見方は左から
- Engines:デッキの主力カード
- Notes:使用者コメントと動画の有無
- Top:実績
- Player:使用ユーザー
- Price:必要CP
- Date:更新日
気になるデッキをクリックすれば、レシピページに飛べます。
これを利用した強いデッキの探し方は下記参照。
SECRET PACKS
シークレットパックの一覧。収録リストとレアリティなどが見られます。
コメント欄もあり、「クソパック」とかユーザー評価がされてたりして面白い。
LEAKS & UPDATES
次の収録カードのリークや、アプデ内容です。
Dkayedという配信者が発表するマスターデュエルのリーク情報が載せられています。次に実装予定のカードやテーマ、イベントなど、なぜかよく的中しているらしく、信ぴょう性が高いとされています。
Dkayed氏は有名な遊戯王カードプレイヤーのようです。metaのフッターに彼のソーシャルへのリンクが貼られていたりするので、管理者なのかも?
TOP CARDS
人気カードの統計が見られます。
- 勝利率
- 採用率
- 登場した際の勝率
- 平均ダメージ
- フィニッシャーリンク
といったゲーム内で表示されるお馴染みのあれです。ソースは公式情報で、アプデごとに更新されています。
metaの便利な活用法
実績のあるデッキレシピが探しやすい
metaは環境デッキの具体的なレシピが探しやすいのがいいところ。
TOP DECKへいけば、いろいろなテーマのデッキレシピが大量に公開されています。マスターデュエルであれば、実績はMASTER1以上で探すと、ある程度強さの保証されたレシピが見つかるでしょう。
レシピは公式DBでも検索できますが、実績が表示されないので強いかどうかがわからない闇鍋状態です。タグ機能はあるんですが、metaのように実績が表示されていた方がやはり確実です。
MASTERは1から5まであり。1まで上り詰めたデッキは実際回してみてもよく練られていて強いのが多いです。これをベースにアレンジして、自分のデッキを作り上げましょう。
公開されているレシピを簡単にインポートできる
個人的に最強の機能。公開されているデッキレシピは、公式DBや遊戯王ADSに簡単にインポートすることができます。
先ほど「実際に回して」と言いましたが、まさにこの機能で回しています。
デッキレシピのページ下部にあるshareボタンから、インポート先に応じてコードを生成します。要は文字列のコピペです。
マスターデュエルへは公式DB経由でレシピを送れます。ただしPC限定。ブラウザ用の拡張アドオンを導入してください。コピーしたコードをそこでペーストし保存すれば、マスターデュエル内でも読み込めます。
ADSへはYDKEコード、あるいはYDKEファイルをエクスポート。一瞬でレシピができました。
YDKEは、デッキレシピの情報を含んだ文字列です。メイン、EX、サイドの組み合わせ情報が含まれています。ただTCGとOCGでモレヌケがあったりするので、インポート後は必ず構成があっているか確認してください。
カードの必要枚数を調べる
たまたま当たったカードを分解するべきか、将来流行るかもしれないから取っておくべきか悩んだ時に、必要枚数を検索する方法。
まずそのカードの英語名を調べます。遊戯王wikiや公式DBからコピペでok。
metaの右上の検索ボックスに入れて、出たらカードの詳細ページへ。
すると、そのカードが主に使われているデッキや、平均採用枚数を見ることができます。
カードごとの詳細ページは超便利です。
OCG向けのサイトもある
ここまで紹介してきたのはマスターデュエル向けの内容ですが、これは同じサイト内の一部です。さらにduelistmetaも運営しており、そちらはOCG向け。
サイトの使い勝手はほぼ同じで紙の環境が見られます。マスターデュエルは紙環境の1年後追いなので、最新状況を把握すれば、今後のトレンドも読めるはず。未登場の強いカードのためにDPを節約したりできます。
metaは現環境を見るためのサイトである
YPにとって大変便利なサイトであるmeta。日本人にとっては遊戯王wikiや公式DBに並ぶ必須サイトだと確信しています。
遊戯王wikiが知識なら、metaは「今」の環境をつかむのに最適です。